Jan 01, 1970
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著者:
(1)ニコラス・ベルナル、ニューヨーク大学アブダビ校
(2)パルタ・コナール、物理研究研究所
(3)スディプタ・ショー、物理学研究所
さて、ボルツマン方程式は次の簡略化された形に要約される。
ここで、r → 2過程の最大熱平均速度は式(3.2)を用いて次のように得られる。
ここでgはDMの内部自由度を表す。したがって、3→2の熱平均s波消滅断面積の最大値は次のように表される。
同様に、4 → 2の熱平均s波消滅断面積の最大値も次のように表すことができる。
[3] 式(3.5)は相互作用に関与するすべての粒子の質量が等しいことを考慮して導出されたが、r = 2の場合(最終状態粒子の質量が初期状態粒子の質量と異なる可能性がある)にWIMPの熱平均断面積が最大となる。